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三田工場生産グループの一員として、ボラギノール®軟膏シリーズの包装作業に携わっています。全自動の包装ラインのオペレーションと検査作業、機械の監視作業をパートナーのオペレーターと一緒に行い、機械の安定稼働に注力して製品づくりを行うことがメインの業務です。私たちが機械監視をして安定稼働を確保することで、製品が計画通りに生産され、日本全国の店頭に並びます。普段の生活の中でも、自社製品が陳列されるのを目にすると、やっぱりうれしいですね（笑）。

最近では化粧品包装の受託も始まりました。化粧品の場合は全自動で行う軟膏包装作業とは異なり、手作業による生産のため、作業の習熟や、より効率的な方法を考案したり、作業工程のレイアウトの組み方により生産性を高めるなど、様々な取り組みを行っています。一つひとつの工夫やアイデアが、結果として目に見えるので、とてもやりがいを感じます。

また、生産業務外では（機械の）取り扱い手順書などの改定作業や、作業改善を行っています。より良い製品を、より迅速に、確実にお客さまにお届けするために、今は目の前の仕事一つひとつを確実に達成し、経験や知識を深めていきたいと思っています。

入社当初からGMP（Good Manufacturing Practice／医薬品の製造管理及び品質管理の基準）や、自身の携わる軟膏包装作業など、多くのことを学びました。その中で、初めて包装作業を習得し、一人の作業員として認定を取得できたときは、本当にうれしかったですね。
現在では、工程副責任者として、また教育指導できる認定レベルも取得しています。これまでの自分自身の経験を活かし、後輩の指導に努めています。

私自身、まだ実習中のころ、製品の検査をしている際に不良を見逃したことがありました。自分では理解していたつもりでも、その仕事の意味、求められていることを十分に理解できていなかったことが原因でした。業務に対して少しでも疑問に思ったことや、理解不十分だと感じたときは、自分が十分に納得できるまで確認することでミスを防ぐことができる、と担当の先輩にご指導いただきました。今でも常にその言葉を念頭におき、相手がきちんと理解できるよう、コミュニケーションの取り方についてもきちんと考えながら、後輩の指導にあたっています。

私の現在の目標は、天藤製薬の一員として頼られる存在になることです。そのためには、一つひとつの仕事を十分に理解し丁寧に取り組むこと、報告・連絡・相談などをきちんと行うこと、それによって信頼性を築くことが大切だと考えています。これは天藤製薬としての企業の在り方にも言えるのではないでしょうか。当社の「痔にはボラギノール®」というブランド力は、これまでの丁寧なモノづくりによる、お客さまとの信頼関係によって培われたものです。これからも信頼いただける企業であり続けると同時に、未来を考え、痔以外の分野にも挑戦していく事が大切だと思います。

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